日本カウンセリング学会は、1967年に設立された、日本学術会議協力学術研究団体で、カウンセリングの全領域にわたる我が国唯一の学会です。現在、カウンセリングの研究・教育・実践の専門家 3,500名を会員としています。
ご承知のとおり、カウンセリングは心理療法と共有する側面もありますが、そのウエイトは個人・集団・組織の成長発展と問題発生の予防にあると考えられます。それゆえ現今は産業、教育、福祉、司法、厚生、医療等の各分野に広く用いられ、ますます重要性が認識されてきています。それにこたえ、本学会では、カウンセラーの資質の向上の為、学会認定カウンセラー制度をととのえており、各界から、この制度に対する期待がよせられています。
またカウンセリング研究を盛んにするため、外国人を招いて研修会や講演会を開催しています。研究発表の場としては、年1回の年次大会の開催と、機関誌”カウンセリング研究”を年3回発行し、会員に配布しています。またカレントな情報は”日本カウンセリング学会会報“として年間3回会員にお届けします。
広くカウンセリングの研究・教育・実践に意欲的・積極的な方の入会を心からお待ちしています。但し、ペーパー会員にならないよう発表や投稿や各種行事へのご参加を期待しています。