石巻市仮設住宅支援、第1次計画実施報告
1) 場所と支援経緯 石巻市小船越字川前、追波川運動公園内
【多目的団地】 第1回12.17(土)~18(日)<co3名、住民約100名以上>、
第2回1.10(火)※<co2,住民約15> 第3回1.28(土)~29(日)<co4,住民約30>
第4回2.7(火)※<co2,住民約15> 第5回2.18(土)~19(日)<co4,住民約30>
第6回3.6(火)※<co5,住民約12>
【河川(川前)団地】 第1回1.19(木)※<co4,住民約16>
第2回2.16(木)※<co4,住民約15> 第3回3.15(木)※<co4,住民約15>
※印は、石巻市立病院・雄勝病院看護師チームと合同活動
☆訪問回数9回12日、参加住民延、多目的団地約192名、河川団地約46名
☆参加カウンセラー、延32名、実数16名 (福井みどり、阪喜久江、小林公生、竹崎恵子、櫻井廣志、櫻井けい、高倉恵子、阿部正直、鶴田恵美子、上田祐子、古田とし江、境恵子、秋葉早苗、鈴木ちひさ、田井靖子、武藤幸枝)
2) 活動のねらいと内容
◎仮設住民とのふれあいと住民相互のコミュニティ促進、相談活動等(ねらい)
・案内チラシの全戸配布、手渡し(安否確認、健康観察、お手伝いの有無、足湯・健康相談・お茶っこへのお誘い) ・足湯(手足のマッサージ)と傾聴 ・ソフト整体等 ・お茶っこで談笑 ・看護師チームの活動に参加 ・訪問足湯 ・カウンセリング(集会所・自宅) ・共催団体との共同作業 ・その他
3) 振返り(主に課題)
・参加されたカウンセラーの感想や住民の声については、別途紹介します。
・集会所に見える方々同士の繋がりは目に見えて深まり拡がっているが、閉じこもっている方とのふれあいが今後の大きな課題。
・危機支援カウンセラーに登録している方はかなり多いが、実際の支援活動に参加した人が少なかった。もっと広げていくために組織体制も含めて早急に検討が必要。
コミュニティ部会や医療・看護・福祉部会からの参加、カウンセリング学会員の参加を呼び掛けたい。(カウンセリング学会・認定会で取り組んだという実感が薄かった)
・1回の活動人員は4名が適切。足湯2名、お茶っこ1名、カウンセリング担当1名。
・4月以降の活動では、足湯・お茶っこの先の目的・活動を明確にすること。個人カウンセリングについても論議が必要。
・看護師チームの巡回健康相談が継続するようなら、合同活動の翌日に私達の独自活動をセットするのが適切か。
・仮設住宅が存続する来年まで支援活動を継続する場合、現地に拠点になる部屋が欲しい。 経費の軽減に繋がる、参加しやすくなる等の利点があるのでは。
・経費軽減の点では、夜行バスが格安である。新宿より現地まで往復約7500円程度。
◎4月以降は、第2次計画として継続した支援活動に入りたい。 従来通り、多目的団地と河川(川前)団地に、月1回(2日間)入るか、看護師チームから要請のあった大森第3団地に新たに入るか(この場合、河川団地は中止する)、現在検討中である。
危機支援部会 阿部正直