東日本大震災復興支援活動(中間報告)
認定カウンセラー会会長
東日本大震災対策本部長 田上不二夫
東日本大震災からの復興がなかなか進まないなか1年が過ぎました。被害や影響を受けられた方々の苦しみははかりしれません。認定カウンセラー会や学会員は少ない予算のなか,真摯に支援に取り組んできました。これまで行われた活動とそのなかでわかってきた必要となる支援を中間報告としてまとめました。
活動はまだまだこれからと考えています。認定カウンセラー会では,息の長い復興支援に取り組んでいきます。
(1) 社会的理解を得るように努めます
われわれが行なっている活動を国民のみなさまに理解していただくように努力します。また活動に対する評価が重要です。社会的に認められることで,活動に参加している人が元気をもらえるだけではなく,活動への協力や連携が受けやすくなります。皆さまのご協力もお願いいたします。
(2) 活動資金を集めることに努めます
活動資金が不足しています。学会の2回目の募金活動が不十分でした。第1回に寄せられた募金はほぼ底をつき,認定カウンセラー会の特別基金から支出をはじめています。今後も募金活動に積極的に取り組んでいきます。
(3) 支援グループのメンバーを増やすこと
各グループの活動が成果をあげ始めていますが,今後も活動を長く続ける必要があります。また新たな活動も必要となるでしょう。人的資源を増やすとともに専門性を高める努力をします。
今後とも,認定カウンセラー会の活動へのご支援をよろしくお願いいたします。